Mining (マイニング)

暗号通貨(仮想通貨)の情報が正しいかどうかは特殊な計算を解くことで証明されていて、この特殊な計算を解く作業をMining (マイニング)、このMining (マイニング)をする人達のことをMiner (マイナー)といいます。暗号通貨を一定時間内に1番早く解いたMiner (マイナー)に暗号通貨をプレゼントするようにプログラムが組まれています。Miner (マイナー)が暗号通貨(仮想通貨)の報酬を得ることにより初めて報酬分の暗号通貨が表に出てくる様子は、鉱山から金を採掘する様子に似ています。

世界中で取引されている暗号通貨の情報を一纏めにした箱のようなものをブロックと言います。リアルタイムでの取引情報はバラバラですが、このバラバラの情報を取引ごとに承認すると計算量が非常に膨大になります。このため、ある一定時間の取引の情報をまとめて計算し、それを数珠繋ぎに加えていく技術を採用しています。この技術をブロックチェーン技術と言います。

初めてマイニングを成功した暗号通貨はビットコインで、初めてビットコインのマイニングに成功したマイナーはサトシナカモトになります。ビットコインの場合、流通している通貨は全てマイニングによる報酬になります。ビットコインのマイニングは2009年から開始されており、最初のマイニング報酬は50BTCでした。ビットコインのマイニング報酬は4年ごとに半減されます。この結果、2040年に2100枚全てのビットコインがマイニングされることになります。

初期のマイニングは個人のパソコンに専用のソフトをダウンロードして計算するのが一般的でした。その後、急速に計算速度が上昇させるようにGPUチップというグラフィックツールを使うようになりました。しかし、GPUチップを使用することでマイニングの計算速度が上昇した代わりに、電力を大量に消費するようになりました。さらに、マイニングに特化するようにASICチップが開発されていて、1つの装置あたりの計算速度が上昇したにもかかわらず消費電力も低減しています。

マイニングの計算能力をハッシュレートと言います。ハッシュレートが大きいほど計算能力が高くなります。すなわち、ハッシュレートが大きいほどマイニング報酬を得ることができますので、大きなハッシュレートを得るためにマイナーは様々な工夫をしています。主な工夫はマイニング装置を複数持つ、複数人でマイニング装置を共有する、最新のマイニング装置を保有するなどが挙げられます。このような工夫から誕生したのがクラウドマイニングやプールマイニングといったマイニング手法になります。

1. マイニングの種類

2. クラウドマイニング

3. ハッシュレート

*本サイト「Bitclubでザクザクマイニング」ではクラウドマイニングについて主に扱っています。管理人も行なっているBitclub Networkのマイニングに興味ある人はこちらからも登録できます。