暗号通貨(仮想通貨)

暗号通貨(仮想通貨)はサトシナカモト(個人または集団)によって2009年に開発されました。この最初に開発され暗号通貨(仮想通貨)は最初に暗号パズルを解読した者に報酬が与えられるProof of Work (PoW)スキームを用いており、ビットコインと呼ばれています。サトシナカモトは1番最初にビットコインの暗号パズルを解き、50BTCを入手した後、忽然と姿をくらましました。その後、ライトコイン、モネロ、イーサリアムといった暗号通貨(仮想通貨)が生み出されていく過程で PoWだけではなくProof of Stake (PoS)スキームを併用するようになっています。

PoWもPoSも、従来の通貨の中央集権型システムとは異なり、ブロックチェーン技術による分散型コンセンサスの達成を目的とするアルゴリズムです。PoSでは次のブロック生産者を様々な条件の組み合わせからランダムに選択します。一方、PoWではトランザクションの検証と新たなブロックを作成するために複雑な暗号パズルを解読した参加者に報酬を与えます。

PoWなどで暗号パズルを解読することを一般的にマイニングといいます。例えばビットコインでは、平均10分間に最初に暗号パズルを解読した参加者(マイナー)に2016年~2018年までは12.5BTCをマイニング報酬として与え、2018年~2022年までは6.75BTCをマイニング報酬として与えます。ビットコインではこのように4年ごとにマイニング報酬が半減していき、2040年に発行上限の2100万枚に到達します。

ところで、暗号通貨を実際に手に入れるためにはどうすればいいのでしょうか。暗号通貨を入手するためには3通りの方法があります。1つ目の方法としては、販売所や取引所に口座を開設して、現金を暗号通貨に両替します。2つ目の方法としては、暗号通貨のマイニングを行い、マイニング報酬として暗号通貨を入手します。3つ目の方法は、ICO (Initial coin offering)STO (Security Token Offering)で新規に取引所に上場する暗号通貨を入手します。このようにして入手した暗号通貨は通常ウォレット(Wallet)と呼ばれる保管庫に保管します。

暗号通貨を販売所や取引所の口座のウォレットから別のウォレットに移したり、暗号通貨で商品やサービスを購入したりする時は送金手数料が発生します。この送金手数料はマイナーにブロックを作成してもらう手数料になります。この手数料の最小単位はサトシナカモトにあやかって1サトシとなっています。

1. 暗号通貨と従来の通貨の違い

2. 暗号通貨(仮想通貨)の入手

3. ウォレット(wallet)

4. ハードフォークとソフトフォーク

5. ICO

6. STO

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